うわ…全然うたってなかった…
という事実に今更気付いた6月です。いやはや。
仕事は全然忙しくないんですけどね、その代わり比重がプライベート寄りになっていてもはや“好きなことしかしない”状態に成り果てているので、そっちに時間取られすぎですね、いやはや。
文章を書くのもプライベートには違いなく、好きなことのひとつですが、音楽を聴く、映画を観る、ゲームをする等という娯楽とはちょっと一線を画するというか…一番考えなければいけない(というか考えないと書けない)ことなので一番時間がかかるという意味でスルーしがちでした、いけませんねこんなことでは。いやはや。
というわけで、「1/2の埋葬(上)・(下)」一気読みしたのでご報告。感想。イギリスのブラックジョーク、ブラック過ぎて命がけ!w
イギリスには「Stag Night(スタグナイト)」という慣習があるそうで。直訳すると牡鹿の夜ですが、意味がわかりませんw
「スタグナイト」とは結婚前の男性が友達とワイワイ独身時代を謳歌するパーティのことだとか。それはもう何でもアリで、ふざけ放題やりたい放題イタズラし放題のどんちゃん騒ぎが通例で、大概週末お泊りで大騒ぎするのだそう。ちなみに女性の場合は「Hen Night(ヘンナイト)」雌鳥の夜。意味がわかりませんw
この本は、悲劇の主人公マイケルが結婚前のスタグナイトで気の置けない仲間達に仕掛けられたイタズラで大変な目に遭うところから始まります。仲間達が仕掛けたやんちゃなイタズラ、それは空気穴を開けた棺おけに彼を入れて生き埋めにしてやれ!というもの。どう考えても度が過ぎるイタズラですが、そこは英国。何でも許されちゃうのです(本当か?w)
ところが生き埋めにされてパニクっているマイケルをよそに、後で掘り起こしに来るはずの友達たちが交通事故に遭ってしまって全員死亡するという大惨事が起きてしまいます。マイケルは当然それを知りません。いつまで経っても助けに来てくれない仲間に苛立ち、結婚式を数日後に控え花嫁のアシュリーを思い、途方に暮れます。そしてその背後で蠢くきな臭い人間模様が徐々に明らかになっていきます。
ここで孤軍奮闘するのが、警視グレイス。数年前妻が失踪してからは金魚に名前をつけて孤独を癒す日々を過ごすちょっとオカルト好きのおっさん。この人がなかなか味があっていい。ちょっとオカルトを頼りすぎ?のきらいはありますが、直感はすごい。華麗に事件を解決していくタイプではなさそうですが、その不器用さに逆に好感を持ちました。
人間関係が二転三転するうちに何だかちょっと人間不信になっていきますが、物語の真髄に触れるとただただ唸るしかありません。人間って恐ろしい。つくづくそう思いました。
グレイス警視の活躍が読者の目に留まったのか否か、彼を主人公にした物語はシリーズ化され、本国では第3作まで出版されているそうです。翻訳版は第2作まで出ている模様。ものすごい面白かった!までは至っていませんが、グレイス警視のその後は何だか気になるので続きを読んでみたいなと思っているところです。
2009-06-03
2009-05-09
ハリーとトント 観ました。
昔々ガキンチョだった頃に一度観たという記憶はあっても内容の記憶はほとんどなく、だからもう一度観たい映画というのは多々ある。しかしDVD化されておらず観たくても観られないという映画も仰山ある。そういう映画に限ってゼヒ手元に置いておきたいという名作が多い気がする。所有欲をそそる映画というのもヘンな話。その中の1つ、老人とにゃんこが連れ添い子供たちを訪ね歩く「ハリーとトント [DVD]」がようやくDVD化された。長らく待たされたという映画ファンも多いだろう。届いてすぐ、かなりヨッパな状態で鑑賞。何か超懐かしい、それだけで胸がほんわり温かくなった。
60年代から70年代の米国映画は古き良き時代感が漂う。現在の緻密に構成されまくった映画もいいかもしれないが、時々やりすぎ感は否めない。あの古い時代のイイ意味でがさつな手作り感が、人の温度を感じさせてくれるから好きだ。それを物足りないと見るか懐かしいと見るかはその人次第。
ヱイトは後者に近い。まだ自分が生まれる前の映画たちなのにとても愛しいと感じる。愛を込めて映画を作っていることが伝わるのかもしれない。ざらついた映像、気の利かないカメラワーク、手探りで映画を作っている感じ、それら全てが人間臭くて好きだ。
原題HARRY AND TONTO、邦題ハリーとトント。このタイトルがこの映画の全てを語り尽くしている。引退し隠居生活をする老人とその愛猫の物語。この一人と一匹の距離感が何とも素晴らしい。馴れ合わずとも支え合い互いに愛情を持って接する、阿吽の呼吸。トントの尻尾がいつもブンブンなのもうなずけるというもの。猫なのに尻尾ブンブン。可愛すぎる。ふにゃふにゃになること請け合い。
偏屈オヤジが猫を連れて子供達を訪ね歩く、ただそれだけの映画なのにその間の出会いはどれも何故か温かく胸にしみる。しかしやっぱり家族との関係は今も昔もどこか滑稽で物悲しい。そしてトントがいる。トントがいてよかったよ。
随所で見られるハリーがトントに一人で延々話しかけるシーンは老人の独り言、戯言であるが、その手法を取ったことで物語がスムースに進んでいたことは確か。老人が猫に向かって話しかけるという日常的なものをこの映画に取り入れた監督は偉かった、と思う。
最後はもうさめざめと泣くしかなく。トント、愛してるよ。
60年代から70年代の米国映画は古き良き時代感が漂う。現在の緻密に構成されまくった映画もいいかもしれないが、時々やりすぎ感は否めない。あの古い時代のイイ意味でがさつな手作り感が、人の温度を感じさせてくれるから好きだ。それを物足りないと見るか懐かしいと見るかはその人次第。
ヱイトは後者に近い。まだ自分が生まれる前の映画たちなのにとても愛しいと感じる。愛を込めて映画を作っていることが伝わるのかもしれない。ざらついた映像、気の利かないカメラワーク、手探りで映画を作っている感じ、それら全てが人間臭くて好きだ。
原題HARRY AND TONTO、邦題ハリーとトント。このタイトルがこの映画の全てを語り尽くしている。引退し隠居生活をする老人とその愛猫の物語。この一人と一匹の距離感が何とも素晴らしい。馴れ合わずとも支え合い互いに愛情を持って接する、阿吽の呼吸。トントの尻尾がいつもブンブンなのもうなずけるというもの。猫なのに尻尾ブンブン。可愛すぎる。ふにゃふにゃになること請け合い。
偏屈オヤジが猫を連れて子供達を訪ね歩く、ただそれだけの映画なのにその間の出会いはどれも何故か温かく胸にしみる。しかしやっぱり家族との関係は今も昔もどこか滑稽で物悲しい。そしてトントがいる。トントがいてよかったよ。
随所で見られるハリーがトントに一人で延々話しかけるシーンは老人の独り言、戯言であるが、その手法を取ったことで物語がスムースに進んでいたことは確か。老人が猫に向かって話しかけるという日常的なものをこの映画に取り入れた監督は偉かった、と思う。
最後はもうさめざめと泣くしかなく。トント、愛してるよ。
2009-05-03
ウォーリー 観ました。
普段は絶対に寝ない時間に寝てしまったゴールデンウィーク。
ハッと目が覚めた午前2時半、思いっきり丑三つ時。
さてどうしたものか。と思っていたら。
寝ている間に忌野清志郎さんが58歳で逝ってしまわれたニュースが流れていて…大ショック。でーでー泣いて、だーだー泣いて、悲しくて悲しくて悲しくてまた泣いて。
ぐしゅぐしゅしながら、えええええええいっ!映画観てやる!と観始めた「ウォーリー」でまたぐしゅぐしゅに…
以下、ウォーリーを見ていて何となく思い出したもの。
■ファイナルファンタジーIXのビビ。
■天空の城ラピュタのロボット兵。
■電車男
■キス★キス★バン★バンのババ
■I am Sam
■ちゅらさんの恵文・恵達父子
あら、奇しくも山田孝行くんが2ポイント。何故だ。謎だw
ウォーリーはゴミ収集ロボットです。淡々と日々を過ごしその中に楽しみや喜びを見出し太郎を友に共に生きている。
ウォーリーはひとりぽっちです。一人で人類が残した地球のゴミを片付けています。淡々と“指令”をこなしながら嬉々として生きている。
そしてロボットなのにやたらアナログです。やればできる子なのでしょうが、鈍くさくてダサイ。そこがイイと見るかイライラと見るかは見る人によって印象が変わりそうです。
台詞はギリギリまでそぎ落としているせいかほとんどありません。なのにものすっごい感情が伝わってくる。機械だから表情もないはずなのに、やたらウォーリーの気持ちがわかる。無声映画の多弁っぷりを目撃したような気持ちになり、気が付けばスッゲー!と感銘を受けてました。
ウォーリーの健気さにカワイイーとなっているそこにUFOがやってきます。地球探索ロボット・イヴさんのご登場です。ウォーリーが鈍くさいダメダメロボットであるのに対し、彼女は真逆を行く最新鋭バリバリのキャリアロボット。仕事もキレ味鋭いけれど些細なことですぐキレるウエポンでもあります。しかし一方で聞きしに勝る超ツンデレでした。
そんなできすぎ彼女にほえーっとなってぽーっとなってしまったウォーリーが差し出したのは、仕事の合間に見つけた植物の芽。それが元でウォーリーはイヴさんと共に宇宙空間へ旅立つことになります。待ち受けるのはもーホントどうしようもないほど怠惰なデブまみれの世界。どいつもこいつもぶん殴ってやりたいようなデブ・デブ・百貫デブ。こんな世界に誰がした。
任務を全うしようとしたイヴの前にひょっこり表れたウォーリーを見た時「アンタココで何やってんのよ!?」という意味の「ウォォォォォーリィィィィィーーーーッ!?!?!?」が笑えました。何でアンタはそうやってアタシの手を焼かせるのよ!キィィィィィィーーーーーーーーーーッ!…イヴさんのデジタルな瞳もなかなか感情豊かです。
最新鋭のロボットたちに囲まれたデブワールドの中にもダメロボットは健在で、その子たちがまたいちいちキュート。ダメな子ほどカワイイとはよく言ったモノです。ダメはダメなりにがんばるからそれが伝わってくるのかもしれません。一途ってステキだと素直に思いました。
イヴさんと手を繋ぎたい。そんなウォーリーの純心に心打たれてるようじゃまだまだだなぁと思いつつ、彼のその真心にヤラレタイヴさんも最後に大奮闘します。ウォーリー!ウォーリー!ウォーリー!と泣き叫びながら彼を助けようとする彼女の手腕に思わずガッツポーズ。ダメダメロボットとイケイケロボットの恋物語は成就するのか。いろんな映画を彷彿とさせるシーンの連続と共に、大人から子供までたくさんの人に観て欲しいと素直に思いました。エンドロールも秀逸。絶対最後まで観て欲しいです。
何だか朝っぱらからイイモノ観たなぁ…と心癒されうっかりぐすんと泣きました。しかし相変わらずすっごいなピクサー!アッパレピクサー!バンザイピクサー!
清志郎さんのご冥福を祈りつつ、ウォーリーに幸アレ。
ハッと目が覚めた午前2時半、思いっきり丑三つ時。
さてどうしたものか。と思っていたら。
寝ている間に忌野清志郎さんが58歳で逝ってしまわれたニュースが流れていて…大ショック。でーでー泣いて、だーだー泣いて、悲しくて悲しくて悲しくてまた泣いて。
ぐしゅぐしゅしながら、えええええええいっ!映画観てやる!と観始めた「ウォーリー」でまたぐしゅぐしゅに…
以下、ウォーリーを見ていて何となく思い出したもの。
■ファイナルファンタジーIXのビビ。
■天空の城ラピュタのロボット兵。
■電車男
■キス★キス★バン★バンのババ
■I am Sam
■ちゅらさんの恵文・恵達父子
あら、奇しくも山田孝行くんが2ポイント。何故だ。謎だw
ウォーリーはゴミ収集ロボットです。淡々と日々を過ごしその中に楽しみや喜びを見出し太郎を友に共に生きている。
ウォーリーはひとりぽっちです。一人で人類が残した地球のゴミを片付けています。淡々と“指令”をこなしながら嬉々として生きている。
そしてロボットなのにやたらアナログです。やればできる子なのでしょうが、鈍くさくてダサイ。そこがイイと見るかイライラと見るかは見る人によって印象が変わりそうです。
台詞はギリギリまでそぎ落としているせいかほとんどありません。なのにものすっごい感情が伝わってくる。機械だから表情もないはずなのに、やたらウォーリーの気持ちがわかる。無声映画の多弁っぷりを目撃したような気持ちになり、気が付けばスッゲー!と感銘を受けてました。
ウォーリーの健気さにカワイイーとなっているそこにUFOがやってきます。地球探索ロボット・イヴさんのご登場です。ウォーリーが鈍くさいダメダメロボットであるのに対し、彼女は真逆を行く最新鋭バリバリのキャリアロボット。仕事もキレ味鋭いけれど些細なことですぐキレるウエポンでもあります。しかし一方で聞きしに勝る超ツンデレでした。
そんなできすぎ彼女にほえーっとなってぽーっとなってしまったウォーリーが差し出したのは、仕事の合間に見つけた植物の芽。それが元でウォーリーはイヴさんと共に宇宙空間へ旅立つことになります。待ち受けるのはもーホントどうしようもないほど怠惰なデブまみれの世界。どいつもこいつもぶん殴ってやりたいようなデブ・デブ・百貫デブ。こんな世界に誰がした。
任務を全うしようとしたイヴの前にひょっこり表れたウォーリーを見た時「アンタココで何やってんのよ!?」という意味の「ウォォォォォーリィィィィィーーーーッ!?!?!?」が笑えました。何でアンタはそうやってアタシの手を焼かせるのよ!キィィィィィィーーーーーーーーーーッ!…イヴさんのデジタルな瞳もなかなか感情豊かです。
最新鋭のロボットたちに囲まれたデブワールドの中にもダメロボットは健在で、その子たちがまたいちいちキュート。ダメな子ほどカワイイとはよく言ったモノです。ダメはダメなりにがんばるからそれが伝わってくるのかもしれません。一途ってステキだと素直に思いました。
イヴさんと手を繋ぎたい。そんなウォーリーの純心に心打たれてるようじゃまだまだだなぁと思いつつ、彼のその真心にヤラレタイヴさんも最後に大奮闘します。ウォーリー!ウォーリー!ウォーリー!と泣き叫びながら彼を助けようとする彼女の手腕に思わずガッツポーズ。ダメダメロボットとイケイケロボットの恋物語は成就するのか。いろんな映画を彷彿とさせるシーンの連続と共に、大人から子供までたくさんの人に観て欲しいと素直に思いました。エンドロールも秀逸。絶対最後まで観て欲しいです。
何だか朝っぱらからイイモノ観たなぁ…と心癒されうっかりぐすんと泣きました。しかし相変わらずすっごいなピクサー!アッパレピクサー!バンザイピクサー!
清志郎さんのご冥福を祈りつつ、ウォーリーに幸アレ。
2009-04-29
俺たちダンクシューター 観ました。
またウィル・フェレルを観てしまった。
観る度に“もういいよ…”と苦笑うのだが、出る度に観てしまう。今日観た「俺たちダンクシューター」は、実は買わないで保留していたのに、先日お友達に「当然買いましたよね?」と確認されて、買ってないよ!と言ったらええええええええええ…と驚かれてしまって少なからずショックを受け、期待に応えて買ってしまって観てしまった。何買ってんだ。何観てんだ。何やってんだ。
しかも、うっかり感動してしまった自分が許せずボーゼンとしている。
毎度思うことだが、ウィル・フェレルという役者(俳優ではなく役者の方がしっくりくるのは何故だ。もうこの際大サービスで職人でもイイよチクショーw)は、真面目に演じてるとは思えない!…が真面目なんだろうなぁということ。何をやってもふざけているようにしか見えない、しかも随所でサボりがちなイメージがつきまとうのは何故だろう。損な立ち回りだが彼の役どころはいつもそれがプラスに動くから本当に不思議だ。こんなに下品なのに!(それも才能なのかも)
彼のその損なのにプラスになる方向を上手く利用し、オバカ満載、なのに何なの何で感動しちゃうの?と上手くまとめてられていたと思う。まんまとその戦略にハマッタ図。そんなの最初からわかっていたはずなのに、わざわざハマリに行く自分もどうかと思うが、もうそれでいいやという気にさせるウィル・フェレルはやっぱりアッパレなのだった。
こんなバスケ選手絶対いたら困る。冗談じゃないと思う。フザケンナ!と思う。思うがしかし…まぁいいや…と許している自分がいる。その時点で何やら催眠術めいたものにかかっているのかもしれない。呆れて物も言えないという術に。
なのに手を叩いて大笑いしているから世話ない。バカ!とか言いながら喜んでいる時点で間違っているような気がしてならない。しかし…わかりやすい展開、絶対そうなるんだよな!というわかりきった展開、そこにウィル・フェレル、もうそれでいいよ!状態である。もういいよそれで!チクショーw
シリーズではないが邦題がすっかりシリーズ化してる“僕たちシリーズ”、とりあえずヱイトの中ではウィル・フェレルが出演しているものに関しては“僕たちシリーズ”と分類することにしようそうしよう。
観る度に“もういいよ…”と苦笑うのだが、出る度に観てしまう。今日観た「俺たちダンクシューター」は、実は買わないで保留していたのに、先日お友達に「当然買いましたよね?」と確認されて、買ってないよ!と言ったらええええええええええ…と驚かれてしまって少なからずショックを受け、期待に応えて買ってしまって観てしまった。何買ってんだ。何観てんだ。何やってんだ。
しかも、うっかり感動してしまった自分が許せずボーゼンとしている。
毎度思うことだが、ウィル・フェレルという役者(俳優ではなく役者の方がしっくりくるのは何故だ。もうこの際大サービスで職人でもイイよチクショーw)は、真面目に演じてるとは思えない!…が真面目なんだろうなぁということ。何をやってもふざけているようにしか見えない、しかも随所でサボりがちなイメージがつきまとうのは何故だろう。損な立ち回りだが彼の役どころはいつもそれがプラスに動くから本当に不思議だ。こんなに下品なのに!(それも才能なのかも)
彼のその損なのにプラスになる方向を上手く利用し、オバカ満載、なのに何なの何で感動しちゃうの?と上手くまとめてられていたと思う。まんまとその戦略にハマッタ図。そんなの最初からわかっていたはずなのに、わざわざハマリに行く自分もどうかと思うが、もうそれでいいやという気にさせるウィル・フェレルはやっぱりアッパレなのだった。
こんなバスケ選手絶対いたら困る。冗談じゃないと思う。フザケンナ!と思う。思うがしかし…まぁいいや…と許している自分がいる。その時点で何やら催眠術めいたものにかかっているのかもしれない。呆れて物も言えないという術に。
なのに手を叩いて大笑いしているから世話ない。バカ!とか言いながら喜んでいる時点で間違っているような気がしてならない。しかし…わかりやすい展開、絶対そうなるんだよな!というわかりきった展開、そこにウィル・フェレル、もうそれでいいよ!状態である。もういいよそれで!チクショーw
シリーズではないが邦題がすっかりシリーズ化してる“僕たちシリーズ”、とりあえずヱイトの中ではウィル・フェレルが出演しているものに関しては“僕たちシリーズ”と分類することにしようそうしよう。
2009-04-11
パニック・ルーム 再鑑賞しました。
もういつ見たのかハッキリ覚えていないが、諸事情によってもう一度観ようとひっそり企んでいた映画「パニック・ルーム」を観た。コレ、初見より再見の方が何だかドキドキしますね…先生…w
公開当時、ジョディ・フォスターが数々のオファーを断ってこの映画に専念したということが話題になっていた。しかし映画そのものはそれほど話題にならずといった印象で、どんなものかと興味を持って観た。デヴィッド・フィンチャー監督作品ということもあり、独特の緊張感はサスガだと思ったが、それだけだった感、というのが第一印象。その後あるのはわかっていたがほぼ放置状態だった。
再鑑賞しようと思った理由。
■その1:クリステン・スチュワート
トワイライトでベガを演じるのはパニック・ルームの子役だと聞いてうほーっ!現在の彼女を見ても映画は観ていたのにさっぱり当時の彼女を思い出せず。これは再見しなければと思った次第。
(余談だが、公開後サイトがパワーアップしていて超焦ったw)
また、クリステン・スチュワートは最近観たばかりの「イントゥ・ザ・ワイルド」でも重要な役を演じており、トワイライトの続編も決定しているそうで今後の活躍も期待される1990年生まれの19歳!である。
あー…ベラというよりエドワード…(無視希望w)
■その2:ジャレッド・レト
役者でありミュージシャンであり。
べ、別にカッコイイ!とは思っていない。思っていないが彼がボーカル&ギターその他を務めるロックバンド、30 Seconds to Marsは好きだ。
自分でも何が好きなのか説明が困難なのだが、このバンド好きだなーと思い、今取りかかっているという3rdアルバムを心待ちにしているところである。確認だが、ジャレッド・レト、別にカッコイイ!って感じじゃないよな?…なのに何故気になるのか。とてもとても謎。ついでに30 Seconds to Marsを何故知ったのかも謎。とてもとても謎。もはやミステリーである。
ジャレッド・レトが俳優とミュージシャンという二足の草鞋を履いていると知って、とりあえず手元にある映画をチェックしたところ、「パニック・ルーム」と「17歳のカルテ」を所持していることがわかった。「17歳のカルテ」はいろんな意味で辛い…と思ったので「パニック・ルーム」を選択したヘタレである。
本当にいたよ、ジャレッド・レト!であるw
映画の進行とは関係なく、ホントにいたよ!という意味でパニクったw何故覚えていなかったのだろうと考えた時、やっぱりヱイトの好みアンテナに引っかかっていなかったというやたらおこがましい理由しか思いつかなかった。スミマセンでした。
そういう邪道な理由で再鑑賞した「パニック・ルーム」ではあったが…ナニコレ初見より再見の方が面白いじゃんと。ストーリーは知っているが次の展開を知っているが故の緊張感が新たに芽生えて、予想以上に楽しんでしまった。新ためて映画は1度観たら終わりじゃないのだなぁと思い、その思いを再確認させてくれたことに感謝である。
そして、こうやって過去の作品を発掘するって楽しいなぁと思った次第である。つまり、映画というよりDVDバンザイ!である!ぃゃっほーぃ!
公開当時、ジョディ・フォスターが数々のオファーを断ってこの映画に専念したということが話題になっていた。しかし映画そのものはそれほど話題にならずといった印象で、どんなものかと興味を持って観た。デヴィッド・フィンチャー監督作品ということもあり、独特の緊張感はサスガだと思ったが、それだけだった感、というのが第一印象。その後あるのはわかっていたがほぼ放置状態だった。
再鑑賞しようと思った理由。
■その1:クリステン・スチュワート
トワイライトでベガを演じるのはパニック・ルームの子役だと聞いてうほーっ!現在の彼女を見ても映画は観ていたのにさっぱり当時の彼女を思い出せず。これは再見しなければと思った次第。
(余談だが、公開後サイトがパワーアップしていて超焦ったw)
また、クリステン・スチュワートは最近観たばかりの「イントゥ・ザ・ワイルド」でも重要な役を演じており、トワイライトの続編も決定しているそうで今後の活躍も期待される1990年生まれの19歳!である。
あー…ベラというよりエドワード…(無視希望w)
■その2:ジャレッド・レト
役者でありミュージシャンであり。
べ、別にカッコイイ!とは思っていない。思っていないが彼がボーカル&ギターその他を務めるロックバンド、30 Seconds to Marsは好きだ。
自分でも何が好きなのか説明が困難なのだが、このバンド好きだなーと思い、今取りかかっているという3rdアルバムを心待ちにしているところである。確認だが、ジャレッド・レト、別にカッコイイ!って感じじゃないよな?…なのに何故気になるのか。とてもとても謎。ついでに30 Seconds to Marsを何故知ったのかも謎。とてもとても謎。もはやミステリーである。
ジャレッド・レトが俳優とミュージシャンという二足の草鞋を履いていると知って、とりあえず手元にある映画をチェックしたところ、「パニック・ルーム」と「17歳のカルテ」を所持していることがわかった。「17歳のカルテ」はいろんな意味で辛い…と思ったので「パニック・ルーム」を選択したヘタレである。
本当にいたよ、ジャレッド・レト!であるw
映画の進行とは関係なく、ホントにいたよ!という意味でパニクったw何故覚えていなかったのだろうと考えた時、やっぱりヱイトの好みアンテナに引っかかっていなかったというやたらおこがましい理由しか思いつかなかった。スミマセンでした。
そういう邪道な理由で再鑑賞した「パニック・ルーム」ではあったが…ナニコレ初見より再見の方が面白いじゃんと。ストーリーは知っているが次の展開を知っているが故の緊張感が新たに芽生えて、予想以上に楽しんでしまった。新ためて映画は1度観たら終わりじゃないのだなぁと思い、その思いを再確認させてくれたことに感謝である。
そして、こうやって過去の作品を発掘するって楽しいなぁと思った次第である。つまり、映画というよりDVDバンザイ!である!ぃゃっほーぃ!
2009-04-05
ラッキーナンバー7 観ました。
出演者がやたら豪華なこの映画、何で思ったより話題にならないんだろうと思いつつ購入したような記憶。いつも通り放置して、ガス・ヴァン・サント作品で鬱になってこりゃマズイ、何か気分転換になるようなものを観ないとマズイ!と軽く焦って気紛れにセレクトした「ラッキーナンバー7 DTSコレクターズ・エディション」…これを選んでヨカッタ!そしてうっそーんマジで!?な展開に大いにヤラレタ!感。どんでん返しに継ぐどんでん返し!うっほーぃ!
ジャンルは、サスペンスになるかと思う。しかし緊張感漂う手に汗を握る展開を期待するとやや肩すかしを食らうかもしれない。冒頭のファンタジックに語られるある家族の悲劇には胸が締め付けられるが、その後ぽんぽんとリズムよく運ばれる展開はどことなくユーモラスで、小気味いい台詞のやりとりにニヤリとさせられる。思わず吹き出してしまうようなシーンの数々にセンスの良さを感じる。緩急のバランスがよいのだろう。それを主役級の役者達が脇をがっちり固めているから余計に安心して観られるというものだ。
スレヴン役のジョシュ・ハートネットは一体何度鼻を殴られ鳩尾を殴られただろう。さらに“ご開陳”で大笑いしてしまったが…そのどこか飄々とした雰囲気が一転する時、彼の目つきがギラリと鋭くなる。その豹変ぶりに驚きつつ、イイ役者じゃん!とまたこちらの観る目も変わった。グッドキャット演じるブルース・ウィリスがこれまた不気味で、人を不安にさせることこの上なく、対抗するギャングのボス、モーガン・フリーマン×ベン・キングズレーの貫禄ある燻し銀の演技が物語に重厚さを加えてくれる。紅一点のルーシー・リューもこれまたキュートで、この女優さん好きだなぁと改めて思う。刑事役のスタンリー・トゥッチ、この人最近観た映画で観たなぁ何だっけなぁ誰だっけなぁとずーっと考えていたら…Shall we Danceの竹中直人役のあの人だった!わかった超時スッキリしたなぁw
どんでん返しに継ぐどんでん返しでワクワクすることこの上ないが、最後の最後で思わずううぅ…と涙するからこの映画侮れない。いやぁ面白かった!こういう映画大好き!大歓迎だ!ぃゃっほーぃ!
ジャンルは、サスペンスになるかと思う。しかし緊張感漂う手に汗を握る展開を期待するとやや肩すかしを食らうかもしれない。冒頭のファンタジックに語られるある家族の悲劇には胸が締め付けられるが、その後ぽんぽんとリズムよく運ばれる展開はどことなくユーモラスで、小気味いい台詞のやりとりにニヤリとさせられる。思わず吹き出してしまうようなシーンの数々にセンスの良さを感じる。緩急のバランスがよいのだろう。それを主役級の役者達が脇をがっちり固めているから余計に安心して観られるというものだ。
スレヴン役のジョシュ・ハートネットは一体何度鼻を殴られ鳩尾を殴られただろう。さらに“ご開陳”で大笑いしてしまったが…そのどこか飄々とした雰囲気が一転する時、彼の目つきがギラリと鋭くなる。その豹変ぶりに驚きつつ、イイ役者じゃん!とまたこちらの観る目も変わった。グッドキャット演じるブルース・ウィリスがこれまた不気味で、人を不安にさせることこの上なく、対抗するギャングのボス、モーガン・フリーマン×ベン・キングズレーの貫禄ある燻し銀の演技が物語に重厚さを加えてくれる。紅一点のルーシー・リューもこれまたキュートで、この女優さん好きだなぁと改めて思う。刑事役のスタンリー・トゥッチ、この人最近観た映画で観たなぁ何だっけなぁ誰だっけなぁとずーっと考えていたら…Shall we Danceの竹中直人役のあの人だった!わかった超時スッキリしたなぁw
どんでん返しに継ぐどんでん返しでワクワクすることこの上ないが、最後の最後で思わずううぅ…と涙するからこの映画侮れない。いやぁ面白かった!こういう映画大好き!大歓迎だ!ぃゃっほーぃ!
2009-03-29
ジェリー 観ました。
昔々「ドラッグストア・カウボーイ」を観て、何だコレは…と思い、「マイ・プライベート・アイダホ」を観て衝撃を受け、抵抗虚しくこの映画大好きだ!と思い、この監督大好きだ!と思い…つまり、その頃からガス・ヴァン・サント監督が大好きで、今日に至る。
作品数こそ多くないし、実はヱイトその作品の一部しか拝見していないのだが…だから「ガス・ヴァン・サント コンプリートDVD-BOX」が出た時は食いついた。なのに今まで放置プレイ。ゴメンナサイ。
今日衝動的に観たのはこの中の1作品「ジェリー」…とてもヘンな映画だった。ヘンなのに…ヘンなのに…ヘンなのに…じーん。
“ジェリー”扮するマット・デイモンとケイシー・アフレックがドライブの途中で道に迷い道を彷徨い、荒野をひたすら、ただひたすら、ひたすらひたすらテクテク歩く映画だ。
ものすごく歩く。その間台詞はない。やっと台詞キターと思うと意味不明である。互いに“ジェリー”と呼び合い、会話の中に“ファッキンジェリー”という言葉がやたら飛び出し、“ジェリー”の意味がサッパリわからない。きっと彼らの中では“ジェリー”にものすごい意味があるのだろうということはわかるが、それが何故かは最初から最後までわからない。
こんなに台詞が少ない映画を観た記憶がない。ずーっと同じ景色、表情をひたすら撮り続けていて、その間台詞がなくて…ものすっごい想像するしかない。ともすればZZZzzzzzz…になりかねないが、ヱイトは何故か想像力フル発動してしまった。嗚呼今“ジェリー”はこんなこと思ったあんなこと思った、いろいろ思い出してる、会話のきっかけを探している、そしてどこで「もうダメだ」と言おうか考えている…そうやって想像している間も彼らはひたすら歩き続ける。果てしなく続く大地を。
ある意味コワイ。誰にでも起こりうる状況だからだ。でも…でも…でも…こんなん普通は映画にしない。ビックリしたわ。
ガス・ヴァン・サント監督が好きで、映画が好きで、あらゆる沈黙にも耐えられる人には打って付け(かもしれない)…
結末は悲しくて不条理だけど、アナタの想像力に委ねられる。そしてこんな壮大で壮絶な絶景映画はなかなか観られないと思うよ、うん。
作品数こそ多くないし、実はヱイトその作品の一部しか拝見していないのだが…だから「ガス・ヴァン・サント コンプリートDVD-BOX」が出た時は食いついた。なのに今まで放置プレイ。ゴメンナサイ。
- ガス・ヴァン・サント コンプリートDVD-BOX
- 発売日: 2006/09/20
今日衝動的に観たのはこの中の1作品「ジェリー」…とてもヘンな映画だった。ヘンなのに…ヘンなのに…ヘンなのに…じーん。
発売日: 2005/04/06
“ジェリー”扮するマット・デイモンとケイシー・アフレックがドライブの途中で道に迷い道を彷徨い、荒野をひたすら、ただひたすら、ひたすらひたすらテクテク歩く映画だ。
ものすごく歩く。その間台詞はない。やっと台詞キターと思うと意味不明である。互いに“ジェリー”と呼び合い、会話の中に“ファッキンジェリー”という言葉がやたら飛び出し、“ジェリー”の意味がサッパリわからない。きっと彼らの中では“ジェリー”にものすごい意味があるのだろうということはわかるが、それが何故かは最初から最後までわからない。
こんなに台詞が少ない映画を観た記憶がない。ずーっと同じ景色、表情をひたすら撮り続けていて、その間台詞がなくて…ものすっごい想像するしかない。ともすればZZZzzzzzz…になりかねないが、ヱイトは何故か想像力フル発動してしまった。嗚呼今“ジェリー”はこんなこと思ったあんなこと思った、いろいろ思い出してる、会話のきっかけを探している、そしてどこで「もうダメだ」と言おうか考えている…そうやって想像している間も彼らはひたすら歩き続ける。果てしなく続く大地を。
ある意味コワイ。誰にでも起こりうる状況だからだ。でも…でも…でも…こんなん普通は映画にしない。ビックリしたわ。
ガス・ヴァン・サント監督が好きで、映画が好きで、あらゆる沈黙にも耐えられる人には打って付け(かもしれない)…
結末は悲しくて不条理だけど、アナタの想像力に委ねられる。そしてこんな壮大で壮絶な絶景映画はなかなか観られないと思うよ、うん。
2009-03-17
鴨川ホルモー 読みました。
頭の中で何故か森見登美彦と被る万城目学。デビュー作「鴨川ホルモー」が文庫化されたので早速初体験。森見登美彦と被っていたのはどうやら同じ京大出身で京都が舞台の小説が多いとどこかで見知っていたかららしい。読み終えてもう被らないと確信。大丈夫、全然違う!にしても何だこのものすっごいヘンな小説は!バカバカしいにも程がある!w
破壊力を伴う面白さ!そしてバカらしさ!である。電車の中で何度ブホッっと吹き出しかけたことか…その度にコホンと咳で誤魔化し一人静かに肩を震わせたものだ。
まずタイトルからしてヘンという意味でオカシイ。実は“ホルモー”をいつも“モルホー”と読み違えてしまっていたことをこっそり告白するが、もう読み間違えないと断言する。だってこんな小説一度読んだら忘れられないよ!ものすっごいヘンだもん!
鼻フェチ阿部、ちょんまげ高村、凡ちゃん似楠木、飄々スガ氏…いちいち列挙するのも無粋なのでやめておくが、キャラクターがとにかく素晴らしい。“ホルモー”が何なのかを語るのは無粋を通り越して余計なお世話なので知りたければ読め!とだけ言っておく。いやはや恐ろしきや“ホルモー”アホらしすぎてちゃんちゃらオカシイ。ブホッ
文体は知己に富んでおりインテリっぷり全開であるが、だからなのか何なのかとにかくブッ飛んでいる。ギリギリのラインで正常を保っているという様相だ。一歩間違えればイッちゃった小説になりかねないかもしれないが、綱渡りのような危ういバランスでギリギリを保ち続け、時折爽やかで鮮やかな筆裁きで魅了し、ハラハラとドキドキを同時進行させつつ見事な着陸美を見せていて、悔しいが心底感心してしまった。面白い。面白いぞ万城目学!早く他の作品も文庫化してくれ!だぞ!w
来月、映画が公開されるとのことで鴨川ホルモー公式サイトへ行ってみたところ…これがとてもよくできたサイトだったのでまたもや感心してしまった。細かなところまでは確認していないが映画になったらどんなことになるのやら…くそぅちょっと楽しみだぞ!ブホッ
万城目学
破壊力を伴う面白さ!そしてバカらしさ!である。電車の中で何度ブホッっと吹き出しかけたことか…その度にコホンと咳で誤魔化し一人静かに肩を震わせたものだ。
まずタイトルからしてヘンという意味でオカシイ。実は“ホルモー”をいつも“モルホー”と読み違えてしまっていたことをこっそり告白するが、もう読み間違えないと断言する。だってこんな小説一度読んだら忘れられないよ!ものすっごいヘンだもん!
鼻フェチ阿部、ちょんまげ高村、凡ちゃん似楠木、飄々スガ氏…いちいち列挙するのも無粋なのでやめておくが、キャラクターがとにかく素晴らしい。“ホルモー”が何なのかを語るのは無粋を通り越して余計なお世話なので知りたければ読め!とだけ言っておく。いやはや恐ろしきや“ホルモー”アホらしすぎてちゃんちゃらオカシイ。ブホッ
文体は知己に富んでおりインテリっぷり全開であるが、だからなのか何なのかとにかくブッ飛んでいる。ギリギリのラインで正常を保っているという様相だ。一歩間違えればイッちゃった小説になりかねないかもしれないが、綱渡りのような危ういバランスでギリギリを保ち続け、時折爽やかで鮮やかな筆裁きで魅了し、ハラハラとドキドキを同時進行させつつ見事な着陸美を見せていて、悔しいが心底感心してしまった。面白い。面白いぞ万城目学!早く他の作品も文庫化してくれ!だぞ!w
来月、映画が公開されるとのことで鴨川ホルモー公式サイトへ行ってみたところ…これがとてもよくできたサイトだったのでまたもや感心してしまった。細かなところまでは確認していないが映画になったらどんなことになるのやら…くそぅちょっと楽しみだぞ!ブホッ
2009-03-11
美丘 読みました。
石田衣良作品を久しぶりに読んだ。石田衣良さんは新作が出たらすぐ買って読むという位置づけではなく、時々思い出したように読むことがある程度、だからたくさんの作品は読んでいない。男性にしては女性的な考え方をするという印象があり、優しいんだか物腰柔らかなのか上手く言えないが…感情的という意味ではなく感情に素直で芯が強そうなイメージを持っている。つまり、ヱイトのタイプではない(オイw)しかし石田衣良さんの書く作品にはその特性が表れていて、小説家としてはステキな要素だなぁと思う。
「美丘」は単行本が出た時に何となく気になっていた本だった。先日文庫本になって平積みされていたのを偶然発見して買ってみた、読んでみた。不覚にも涙ぐんでしまった。電車の中でなければ盛大に泣いたかもしれない。
こんだけバリバリのロマンス然とした小説を読んだのも久しぶりだ。ほとんど読まないジャンルだけに我ながら気味が悪い。でもキライじゃないのだ。むしろ好きと言っても差し支えないかもしれない、なのにどうして避けるのか。そんなの恥ずかしいからに決まってる!(どーん!)
美丘という名の少女と彼女を最後まで愛し続けた主人公・太一くんの恋愛物語は、出会いからはっちゃけていて思いっきり青春していて潔くて美しくて切なくて…とても悲しい物語だった。ストーリーとしてのオチはロマンス小説の王道も王道、もうそういう悲しいオチやめようぜ!ぐしゅんぐしゅん状態だが、そこに至るまでのストーリー展開は石田衣良ならでは。強くて優しくてキランキランである。オチは早々に語られてしまうので大打撃を受けることはないのだが、その分恋愛過程が語られるところは本当に恥ずかしくて照れまくりながら読んだ。あー恥ずかしい。何度そう思ったかわからない。タブン赤面もしただろう。遠い目をして溜息など無意識に付いたかもしれない。こういう免疫が本当にないんだなぁと読みながらつくづく思った。
しかし、ラストに向かって加速していく悲劇はやはり涙を誘う。悲劇なのに温かい展開。人と触れ合うことはステキだと素直に思わせてくれる思いやりにあふれていて、恥ずかしさが薄まってホッとした。そして続く涙、涙、涙。くっそー。あー悲しかった、ぐすん。
悪いことに読み終わった後うっかり「大恋愛がしたい!」とか思ってしまって超うんざりである。やめとけメンドク星人!
「美丘」は単行本が出た時に何となく気になっていた本だった。先日文庫本になって平積みされていたのを偶然発見して買ってみた、読んでみた。不覚にも涙ぐんでしまった。電車の中でなければ盛大に泣いたかもしれない。
石田衣良
こんだけバリバリのロマンス然とした小説を読んだのも久しぶりだ。ほとんど読まないジャンルだけに我ながら気味が悪い。でもキライじゃないのだ。むしろ好きと言っても差し支えないかもしれない、なのにどうして避けるのか。そんなの恥ずかしいからに決まってる!(どーん!)
美丘という名の少女と彼女を最後まで愛し続けた主人公・太一くんの恋愛物語は、出会いからはっちゃけていて思いっきり青春していて潔くて美しくて切なくて…とても悲しい物語だった。ストーリーとしてのオチはロマンス小説の王道も王道、もうそういう悲しいオチやめようぜ!ぐしゅんぐしゅん状態だが、そこに至るまでのストーリー展開は石田衣良ならでは。強くて優しくてキランキランである。オチは早々に語られてしまうので大打撃を受けることはないのだが、その分恋愛過程が語られるところは本当に恥ずかしくて照れまくりながら読んだ。あー恥ずかしい。何度そう思ったかわからない。タブン赤面もしただろう。遠い目をして溜息など無意識に付いたかもしれない。こういう免疫が本当にないんだなぁと読みながらつくづく思った。
しかし、ラストに向かって加速していく悲劇はやはり涙を誘う。悲劇なのに温かい展開。人と触れ合うことはステキだと素直に思わせてくれる思いやりにあふれていて、恥ずかしさが薄まってホッとした。そして続く涙、涙、涙。くっそー。あー悲しかった、ぐすん。
悪いことに読み終わった後うっかり「大恋愛がしたい!」とか思ってしまって超うんざりである。やめとけメンドク星人!
2009-03-08
アモーレス・ペロス 観ました。
いつ買ったんだろう。ずっと前からあるのは知ってたけど、いつからうちにあったんだろう「アモーレス・ペロス」…順繰りに発掘していたらいつの間にか一番上に来ていて目に着いたという理由で見始めたら…ナニコレ面白い!と言うには不謹慎かもしれない映像の連続でお口ポカーンとなってしまった。
メキシコを舞台にいわゆる三部作構成になっている。そしてどの場面にもやたら犬が出てくる。常に画面の端に犬がいる。犬好きにはたまらないが逆の意味でも辛いので犬好きに勧めたりはしないが、この映画で犬は重要なポジションを占めていることは間違いない。
兄嫁に横恋慕し闘犬で小遣い稼ぎをする男、オクタビオ。美貌とキャリア、そして不倫の恋の果てに恋人のハートを射止めたモデル、バレリア。たくさんの犬と共に廃人のような生活を送る殺し屋、エル・チーボ。この3人の人生が交差するのは車の事故現場。そこに辿り着くまでの軌跡とそこから始まる物語がそれぞれ描かれる。最初はバラバラだった物語が螺旋状に複雑に絡み合って繋がっていく展開を観ながら、この展開どこかで観たことある…何だっけ…とひたすら考えて…ああこれは「バベル」に似ているんだ…とようやく思い出した。
途中、どうしても気になってWikipedeaで調べてみたところ…「アモーレス・ペロス」はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の処女作であり、「バベル」もアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督だったことがわかった。ホレみたことか!w
…処女作でこんなん撮るなよ…というのが正直な感想。何だこの超玄人めいた作品は!である。人生がこんな辛い形で錯綜していいのかと考えた。こういうこともあるのかもしれないが、普段現実は決してこのようにリアルに感じて生きることなどないようにできているように思う。もしこのように人と人との関わりが複雑に錯綜していることがわかったとしたら、生きていることが耐えられなくなるに違いない。それが映画ならではの醍醐味とも言えるが、ヱイトの過敏な感受性には刺激が強すぎるので途中感情をシャットダウンすることも少なからずあったと言い添える。生と死が実に生々しく描かれた怪作、ヱイトこういう映画大好きだ。
オクタビオ役のガエル・ガルシア・ベルナルがちょっと気に入ったのでこれから彼の出演作を追いかけてみようそうしよう(オイw)
メキシコを舞台にいわゆる三部作構成になっている。そしてどの場面にもやたら犬が出てくる。常に画面の端に犬がいる。犬好きにはたまらないが逆の意味でも辛いので犬好きに勧めたりはしないが、この映画で犬は重要なポジションを占めていることは間違いない。
兄嫁に横恋慕し闘犬で小遣い稼ぎをする男、オクタビオ。美貌とキャリア、そして不倫の恋の果てに恋人のハートを射止めたモデル、バレリア。たくさんの犬と共に廃人のような生活を送る殺し屋、エル・チーボ。この3人の人生が交差するのは車の事故現場。そこに辿り着くまでの軌跡とそこから始まる物語がそれぞれ描かれる。最初はバラバラだった物語が螺旋状に複雑に絡み合って繋がっていく展開を観ながら、この展開どこかで観たことある…何だっけ…とひたすら考えて…ああこれは「バベル」に似ているんだ…とようやく思い出した。
途中、どうしても気になってWikipedeaで調べてみたところ…「アモーレス・ペロス」はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の処女作であり、「バベル」もアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督だったことがわかった。ホレみたことか!w
…処女作でこんなん撮るなよ…というのが正直な感想。何だこの超玄人めいた作品は!である。人生がこんな辛い形で錯綜していいのかと考えた。こういうこともあるのかもしれないが、普段現実は決してこのようにリアルに感じて生きることなどないようにできているように思う。もしこのように人と人との関わりが複雑に錯綜していることがわかったとしたら、生きていることが耐えられなくなるに違いない。それが映画ならではの醍醐味とも言えるが、ヱイトの過敏な感受性には刺激が強すぎるので途中感情をシャットダウンすることも少なからずあったと言い添える。生と死が実に生々しく描かれた怪作、ヱイトこういう映画大好きだ。
オクタビオ役のガエル・ガルシア・ベルナルがちょっと気に入ったのでこれから彼の出演作を追いかけてみようそうしよう(オイw)
2009-03-04
トワイライト 上下 読みました。
どこで知ったのか知らないが、以前から気になっていた本だった。そういう本には食いつきいいはずのヱイトが躊躇ったのは、当時は新書だったことと新書でシリーズはどうだろうということ、併せて表紙のイラストが気恥ずかしかったこと、極めつけは「米国のteenagerが熱狂した!」というコピーだった。
ヱイト、もうteennagerじゃねぇ…随分前に通り過ぎた…の時点でうーんと悩んだが、ま、そのうち文庫になるだろとコピーは忘れて文庫化を待った。
実は、ものすごい文庫化を待っていた。なのに昨年文庫化されていたことを知ったのは今年に入ってからだったという屈辱。どうやら映画化が決まって公開が決まってそのプロモーションの一環で平積みされたらしい。チクショウ。こんなに待ってたのに!キィィィィィィーーーーーーーーーーッ!w


何でそんなに心待ちにしていたか。
吸血鬼。ヴァンパイア。それだけでももーグッとぐるだろう普通!w
しかも17歳の少女とヴァンパイアのロマンスってだけで反則だろう!w
もうホントヱイトダメ、モンスター系小説に異常に弱い。ロマンスは別にどーってことないが、ヴァンパイアと人間のロマンス、その障害がたまらないっ!w
ヱイトはモンスター、そしてそれ系小説と聞くだけで、もうそれだけで胸がときめいて瞳を潤ませてしまうような子供だった。親は何とかしてヱイトのその情熱を別方向へ持って行かせようと努力はしたが、いつしか溜息をつき、諦めて、いつかほとぼりも覚めるだろうと放置の姿勢を取ったが、残念ながらほとぼりは冷めず&覚めず、今日に至っているという親不孝者である。
ただし。子供の頃からそういうものに本能的に過剰に反応し、うわんうわん泣いて喚いて騒いで大迷惑をかけてきたことは間違いない。しかしやたら“感受性”(という都合のいい言葉にしておく)が強いヱイトを頭から否定するのではなくがんばって理解を示そうとしてくれてヱイトに教育された結果(?)、家族はもう否定しなくなったし今となってはハッタリでも嘘でも冗談でも何でも引き受けるぐらいになってしまったからコワイ。こんな話、誰にでもできることじゃないよなぁ…ということまで家族は引き受けてくれて、「嘘じゃないよ!ホントだよ!」と言うそのヱイトの言葉をまるまるっと信じてくれる。ある意味、そういう家族だったからこういう子供になったのか…と今は「教育を受けた」感じを受けているから世話ない。
というわけで、ヱイトは本当にそれ系に目がない。SFになってしまうといきなり引いてしまう傾向はあるが、家族程ではない。ヱイトはSFも好きだ。
そういう背景のもと読んだ「トワイライト(上)(下)」すっげー楽しかった!!!!!
タブンそうなるのだろう、そしてタブンそうなるのだ。という経験値メーターが最初から最後まで反応しまくっていたが、それでも中盤はまるでteenagerのように胸がドキドキ苦しくなって切なくなった、と言いたい!ベラと一緒に怒ったり笑ったりドキドキしたりハラハラしたり泣いたり絶望したり我慢に我慢を重ねてキューンとなってワケがわからない!思いを共有し、エドワードにうっかり恋をした。
と、うっかり告白してしまったが、あぁヱイトはうっかりエドワードに恋したよ!今だけ!w
…しかしコレはシリーズなのだった。この恋心はまだまだ続くのだった。わーい!(オイw)
しかも映画化である。映像化されちゃうんだぜ?コレが!ぎゃぼーっ!w
恥ずかしい。本当に恥ずかしい。ヱイトteenager卒業したはずなのに。久しぶりだ、こういうドキドキ。きゅーん。
おなのこは、いのちがけでまもられるととてもよわいあるね!(ここらへんで今日はとりあえず終わっておくw)
ヱイト、もうteennagerじゃねぇ…随分前に通り過ぎた…の時点でうーんと悩んだが、ま、そのうち文庫になるだろとコピーは忘れて文庫化を待った。
実は、ものすごい文庫化を待っていた。なのに昨年文庫化されていたことを知ったのは今年に入ってからだったという屈辱。どうやら映画化が決まって公開が決まってそのプロモーションの一環で平積みされたらしい。チクショウ。こんなに待ってたのに!キィィィィィィーーーーーーーーーーッ!w


何でそんなに心待ちにしていたか。
吸血鬼。ヴァンパイア。それだけでももーグッとぐるだろう普通!w
しかも17歳の少女とヴァンパイアのロマンスってだけで反則だろう!w
もうホントヱイトダメ、モンスター系小説に異常に弱い。ロマンスは別にどーってことないが、ヴァンパイアと人間のロマンス、その障害がたまらないっ!w
ヱイトはモンスター、そしてそれ系小説と聞くだけで、もうそれだけで胸がときめいて瞳を潤ませてしまうような子供だった。親は何とかしてヱイトのその情熱を別方向へ持って行かせようと努力はしたが、いつしか溜息をつき、諦めて、いつかほとぼりも覚めるだろうと放置の姿勢を取ったが、残念ながらほとぼりは冷めず&覚めず、今日に至っているという親不孝者である。
ただし。子供の頃からそういうものに本能的に過剰に反応し、うわんうわん泣いて喚いて騒いで大迷惑をかけてきたことは間違いない。しかしやたら“感受性”(という都合のいい言葉にしておく)が強いヱイトを頭から否定するのではなくがんばって理解を示そうとしてくれてヱイトに教育された結果(?)、家族はもう否定しなくなったし今となってはハッタリでも嘘でも冗談でも何でも引き受けるぐらいになってしまったからコワイ。こんな話、誰にでもできることじゃないよなぁ…ということまで家族は引き受けてくれて、「嘘じゃないよ!ホントだよ!」と言うそのヱイトの言葉をまるまるっと信じてくれる。ある意味、そういう家族だったからこういう子供になったのか…と今は「教育を受けた」感じを受けているから世話ない。
というわけで、ヱイトは本当にそれ系に目がない。SFになってしまうといきなり引いてしまう傾向はあるが、家族程ではない。ヱイトはSFも好きだ。
そういう背景のもと読んだ「トワイライト(上)(下)」すっげー楽しかった!!!!!
タブンそうなるのだろう、そしてタブンそうなるのだ。という経験値メーターが最初から最後まで反応しまくっていたが、それでも中盤はまるでteenagerのように胸がドキドキ苦しくなって切なくなった、と言いたい!ベラと一緒に怒ったり笑ったりドキドキしたりハラハラしたり泣いたり絶望したり我慢に我慢を重ねてキューンとなってワケがわからない!思いを共有し、エドワードにうっかり恋をした。
と、うっかり告白してしまったが、あぁヱイトはうっかりエドワードに恋したよ!今だけ!w
…しかしコレはシリーズなのだった。この恋心はまだまだ続くのだった。わーい!(オイw)
しかも映画化である。映像化されちゃうんだぜ?コレが!ぎゃぼーっ!w
恥ずかしい。本当に恥ずかしい。ヱイトteenager卒業したはずなのに。久しぶりだ、こういうドキドキ。きゅーん。
おなのこは、いのちがけでまもられるととてもよわいあるね!(ここらへんで今日はとりあえず終わっておくw)
2009-02-28
イントゥ・ザ・ワイルド 観ました。
「荒野へ」というタイトルのその本の表紙を見た時、何かを感じた。直感で読みたいと思い、ほしぺた。ほしぺたしたその日に本屋さんで発見し手に取ると、「INTO THE WILD」というタイトルで映画化されることを知る。監督は「ミスティック・リバー」に続き、ついこの間今年のアカデミー賞でも再び主演男優賞の栄冠を手にしたショーン・ペン。いろいろ思うところあって、不思議なところで何かが繋がっていると感じつつ、今日「イントゥ・ザ・ワイルド」観た。文字では出なかった涙が映画でつるりと出た。
「荒野へ」は、1992年の夏にアラスカで死体で発見されたクリストファー・マッカンドレスの軌跡を辿ったルポルタージュである。
裕福な家に生まれ優秀な成績で大学を卒業したクリスは、お金も家族も何もかも全てを捨てて放浪の旅へ。将来を約束されたエリートコースまっしぐらな青年がなぜキャリアを捨てて旅立ち、さすらいの果てに死に至ったのか。謎に満ちていたせいか当時アメリカで話題になったそうだ。
そして彼の軌跡を辿り彼と接した人々に会い綿密な取材を重ね「「荒野へ」という1冊の本にしたのが、登山家でジャーナリストのジョン・クラカワー。「荒野へ」はベストセラーとなり、これを読んで感銘を受けたショーン・ペンが10年の歳月をかけて映画化にこぎつけた。
本を読んだ時はクリスが何故家族も友達も全て、一切合切の人間関係を断ち切ってまで旅に出た理由がわかるけどわからず、最後まで同調することなく読み終えた。こういう若者もいるのかとショックを受けはしたが、若気の至りと言えばそうかもしれないし誰もが通るほろ苦い一時、あの瞬間なのかな、と。大概はイイ意味でも悪い意味でも流されるのがオチだが、クリスのすごいところはその潮流に流されなかったこと。ものすごい強固な意志の持ち主だったのだろうと想像する。頑固なまでな頑なさは時に苛立ちも覚えるが、過酷な経験は彼の血となり肉となっていたことも同時に感じ、悔しいが感心してしまうのだった。社会に出ていたらさぞ大物になっていただろうに…と老婆心。
これが映画になったらどうなるんだろうと密かに楽しみに待っていたが…素晴らしい!ブラボー!だった!
ヱイトは大勢でいる時、より孤独を感じるタチだが、クリスももしかしてその類の人種だったかもしれないと思った。一人でいる方がいろいろと考えることができて楽しい、何にも縛られず何にもとらわれず一人で何でもできる喜びは何にも代え難い。クリスは自由を謳歌し、その自由に潰された。そして孤独を愛しその孤独に蝕まれた。
「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」
それを知った時、クリスには死がひたひたと迫っている。皮肉な結末ではあるがそれでも彼はきっと最期まで幸せだっただろうと思う。
アラスカに向かう彼を見送る老人が流した涙とクリスが最期に流した涙に釣られて思わずつるりと涙した。これほど自然な涙はないだろうという涙だった。
クリスを演じたエミール・ハーシュが若手ながら素直に共感できる好青年を演じていた。今後要チェック、かもしれない。
映画だけでいいとか本を読めば十分とか、そういう本や映画は数多いが、この作品は本を読むなら映画も、映画観るなら本も。ぜひセットで触れて欲しいなと思う。名言と名シーンが見事に融合した佳作だから。
「荒野へ」は、1992年の夏にアラスカで死体で発見されたクリストファー・マッカンドレスの軌跡を辿ったルポルタージュである。
裕福な家に生まれ優秀な成績で大学を卒業したクリスは、お金も家族も何もかも全てを捨てて放浪の旅へ。将来を約束されたエリートコースまっしぐらな青年がなぜキャリアを捨てて旅立ち、さすらいの果てに死に至ったのか。謎に満ちていたせいか当時アメリカで話題になったそうだ。
そして彼の軌跡を辿り彼と接した人々に会い綿密な取材を重ね「「荒野へ」という1冊の本にしたのが、登山家でジャーナリストのジョン・クラカワー。「荒野へ」はベストセラーとなり、これを読んで感銘を受けたショーン・ペンが10年の歳月をかけて映画化にこぎつけた。
本を読んだ時はクリスが何故家族も友達も全て、一切合切の人間関係を断ち切ってまで旅に出た理由がわかるけどわからず、最後まで同調することなく読み終えた。こういう若者もいるのかとショックを受けはしたが、若気の至りと言えばそうかもしれないし誰もが通るほろ苦い一時、あの瞬間なのかな、と。大概はイイ意味でも悪い意味でも流されるのがオチだが、クリスのすごいところはその潮流に流されなかったこと。ものすごい強固な意志の持ち主だったのだろうと想像する。頑固なまでな頑なさは時に苛立ちも覚えるが、過酷な経験は彼の血となり肉となっていたことも同時に感じ、悔しいが感心してしまうのだった。社会に出ていたらさぞ大物になっていただろうに…と老婆心。
これが映画になったらどうなるんだろうと密かに楽しみに待っていたが…素晴らしい!ブラボー!だった!
ヱイトは大勢でいる時、より孤独を感じるタチだが、クリスももしかしてその類の人種だったかもしれないと思った。一人でいる方がいろいろと考えることができて楽しい、何にも縛られず何にもとらわれず一人で何でもできる喜びは何にも代え難い。クリスは自由を謳歌し、その自由に潰された。そして孤独を愛しその孤独に蝕まれた。
「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」
それを知った時、クリスには死がひたひたと迫っている。皮肉な結末ではあるがそれでも彼はきっと最期まで幸せだっただろうと思う。
アラスカに向かう彼を見送る老人が流した涙とクリスが最期に流した涙に釣られて思わずつるりと涙した。これほど自然な涙はないだろうという涙だった。
クリスを演じたエミール・ハーシュが若手ながら素直に共感できる好青年を演じていた。今後要チェック、かもしれない。
映画だけでいいとか本を読めば十分とか、そういう本や映画は数多いが、この作品は本を読むなら映画も、映画観るなら本も。ぜひセットで触れて欲しいなと思う。名言と名シーンが見事に融合した佳作だから。
螺鈿迷宮 読みました。
もう読み過ぎて時系列ぐちゃぐちゃで何番目に出たヤツかワケがわからない状態だが、「螺鈿迷宮(上)・(下)」を読んだ。海堂尊作品、実は文庫本で読んだのは初めてである。なぜならこの人、現役の医師でありながら次々と本書きすぎる。チクショー!一体いつ寝てるんだ!とか、逆ギレ状態。


そもそもの始まりは“このミス大賞”作品「チーム・バチスタの栄光」、刊行は2006年初頭。今は2009年初頭、この人約3年の間に10冊以上の本を書いて刊行している。異常だ。アンタは(一時の)赤川次郎か!状態である。しかし赤川次郎は小説一本、一方で海堂尊その人は現役の医師と小説家の二足の草鞋、もはやどっちが本業かわからない。
にしても書きすぎじゃないか、海堂尊。ええ加減にせぇよ、とドスを利かせたくもなるというモノだ。
そもそもの始まりは「チーム・バチスタの栄光」、専門用語が飛び交いワケがわからない単語多すぎと思いつつ“医療ミステリー”として実に面白いと思い、奇っ怪で奇天烈すぎてお友達になりたいようななりたくないようなビミョーな登場人物達のハラハラするような行動に目を奪われた結果、この小説というよりこの人たちの虜となったヱイト、次から次へと飛び出す単行本達に次から次へと飛びついてしまった。今思えばバカだ…と思うが、もうダメだ、今更手を引けない、意地でも全部読んでやる!状態である。
その流れの中でスピンオフと聞いて流した「螺鈿迷宮」が、昨年末文庫化され、何でわざわざ2冊に分冊するんだよ…と思いつつ購入。数ヶ月寝かせてようやく読んだが…ナニコレ今まで読んだ中で一番ミステリー色濃いんとちゃうん?と思った。
イヤ、エンターテイメントが過ぎたが今までもとりあえずはミステリーだった。しかし登場人物のキャラクターが濃すぎてミステリー色は霞んでいたことは否めない。「螺鈿迷宮」にしても同様、キャラクターが濃すぎる。濃すぎてお腹イッパイ、もう勘弁してくれ!状態には違いないのだが…海堂先生が小説を通じて現代医療の現場を伝えるというその姿勢、ずっと言いたかったことがこの初期作品に詰め込まれているということがわかりボーゼンとなったのだった。
イヤ、初期って言ってもついこの前なんですけど!w
改めて思ったのは、医者ってヘンってことだったけどさ!w
生と向き合うことは死と向き合うことであり、生と向き合うためには死と向き合わなければならない。生と死は光と影であり表裏一体で一心同体である。
そういう当たり前のことをこういうエンタメにしてしまう海堂尊さん、アナタヘンですよ!と、心底思ったが、これが意外に核心を突いている。小説という形を取った時点で皮肉であり嫌味であるが、そうせざるを得ない海堂さんの立場を思うと他人事ながら若干心配であり、同時に無責任ながらもっとさらにガンバレ!と思ってしまう。思うがしかしもう少しトーンダウンしてほしいとも思ってしまう。これ以上積ん読増やさないで欲しいと切に願う。
小説からはズレタ話になってしまったが、それは本来海堂さん自身がそういう方向に持って行っているから仕方がない。読めばわかる、そういうことだ。
この辺り、「死因不明社会」で切々と書いておられるので、もし興味があればゼヒ。ちなみに小説じゃないけど小説に出てくる登場人物がわらわらと出てくるよ!
海堂尊さんはまだまだ言いたいことが有り余る程あるという印象を受ける。そしてその手を離れて生き生きとしている登場人物も多い。
これはもう見守るしかなく。
読むよ、読むけど。
もうちっとゆっくりお願いします、海堂センセ。


そもそもの始まりは“このミス大賞”作品「チーム・バチスタの栄光」、刊行は2006年初頭。今は2009年初頭、この人約3年の間に10冊以上の本を書いて刊行している。異常だ。アンタは(一時の)赤川次郎か!状態である。しかし赤川次郎は小説一本、一方で海堂尊その人は現役の医師と小説家の二足の草鞋、もはやどっちが本業かわからない。
にしても書きすぎじゃないか、海堂尊。ええ加減にせぇよ、とドスを利かせたくもなるというモノだ。
そもそもの始まりは「チーム・バチスタの栄光」、専門用語が飛び交いワケがわからない単語多すぎと思いつつ“医療ミステリー”として実に面白いと思い、奇っ怪で奇天烈すぎてお友達になりたいようななりたくないようなビミョーな登場人物達のハラハラするような行動に目を奪われた結果、この小説というよりこの人たちの虜となったヱイト、次から次へと飛び出す単行本達に次から次へと飛びついてしまった。今思えばバカだ…と思うが、もうダメだ、今更手を引けない、意地でも全部読んでやる!状態である。
その流れの中でスピンオフと聞いて流した「螺鈿迷宮」が、昨年末文庫化され、何でわざわざ2冊に分冊するんだよ…と思いつつ購入。数ヶ月寝かせてようやく読んだが…ナニコレ今まで読んだ中で一番ミステリー色濃いんとちゃうん?と思った。
イヤ、エンターテイメントが過ぎたが今までもとりあえずはミステリーだった。しかし登場人物のキャラクターが濃すぎてミステリー色は霞んでいたことは否めない。「螺鈿迷宮」にしても同様、キャラクターが濃すぎる。濃すぎてお腹イッパイ、もう勘弁してくれ!状態には違いないのだが…海堂先生が小説を通じて現代医療の現場を伝えるというその姿勢、ずっと言いたかったことがこの初期作品に詰め込まれているということがわかりボーゼンとなったのだった。
イヤ、初期って言ってもついこの前なんですけど!w
改めて思ったのは、医者ってヘンってことだったけどさ!w
生と向き合うことは死と向き合うことであり、生と向き合うためには死と向き合わなければならない。生と死は光と影であり表裏一体で一心同体である。
そういう当たり前のことをこういうエンタメにしてしまう海堂尊さん、アナタヘンですよ!と、心底思ったが、これが意外に核心を突いている。小説という形を取った時点で皮肉であり嫌味であるが、そうせざるを得ない海堂さんの立場を思うと他人事ながら若干心配であり、同時に無責任ながらもっとさらにガンバレ!と思ってしまう。思うがしかしもう少しトーンダウンしてほしいとも思ってしまう。これ以上積ん読増やさないで欲しいと切に願う。
小説からはズレタ話になってしまったが、それは本来海堂さん自身がそういう方向に持って行っているから仕方がない。読めばわかる、そういうことだ。
この辺り、「死因不明社会」で切々と書いておられるので、もし興味があればゼヒ。ちなみに小説じゃないけど小説に出てくる登場人物がわらわらと出てくるよ!
海堂尊さんはまだまだ言いたいことが有り余る程あるという印象を受ける。そしてその手を離れて生き生きとしている登場人物も多い。
これはもう見守るしかなく。
読むよ、読むけど。
もうちっとゆっくりお願いします、海堂センセ。
2009-02-12
夜は短し歩けよ乙女 読みました。
文庫化をひっそり心待ちにしていた「夜は短し歩けよ乙女」、森見登美彦作品初体験。いやぁ…プッと吹いちゃいそうになる衝動、電車の中で抑えるの結構大変だった。
胸キュンキュン。この言葉がぴったりハマる小説も珍しい。もちろんプププ…という笑い付き。オカシイよ森見登美彦。面白いよ森見登美彦。
クセのある文章を書く小説家だと思う。またある日突然始まるファンタジーな展開など奇想天外すぎるので、好みが分かれるかもしれない。当のヱイトはその奇天烈な感じが大変好みだと感じた。やたら印象的な言葉遣いも素敵だ。もしかしてコピーライター向きだなぁと思いながらゆるゆると読み進めていると不意を突いたかのように突然襲い来る笑いの衝動、我慢したつもりが公然の場でニヤニヤが隠せずに大層困り果てた。オイ!乙女よ!緋鯉のでっかいぬいぐるみ背負っておともだちパンチしながらキャピキャピ歩いてんじゃねーよ!(大笑い)
この乙女が激しくキュートである。そしてこの乙女に恋心を抱く先輩のキャラクターがまた秀逸である。乙女は思考がぶっ飛んでいるにもかかわらずとてつもなく魅力的。かわいらしすぎる。しかも不思議と共感してしまう部分があり、あぁこういう風に生きてみたいと思わせる“天然不思議ちゃん”っぷりは筆舌に尽くしがたい。まったくもって素敵だ。そして彼女に恋する先輩は彼女のその自由奔放さに結果的に振り回され、そこにリアルなファンタジーが相見え、何とも素敵なのだった。そしてその他濃すぎる登場人物の何とまぁ素敵なこと!
京都の町をぐるりと回るぶっ飛んだロマンスそしてファンタジー。乙女と先輩、幸せになれよ!と言わずにはいられない、胸キュンキュン。あー楽しかった。
全く関係ないが、森見登美彦と万城目学、ヱイトごっちゃになりがち。ちなみに万城目学は未体験。いつか読んでやるぜ。
森見登美彦
胸キュンキュン。この言葉がぴったりハマる小説も珍しい。もちろんプププ…という笑い付き。オカシイよ森見登美彦。面白いよ森見登美彦。
クセのある文章を書く小説家だと思う。またある日突然始まるファンタジーな展開など奇想天外すぎるので、好みが分かれるかもしれない。当のヱイトはその奇天烈な感じが大変好みだと感じた。やたら印象的な言葉遣いも素敵だ。もしかしてコピーライター向きだなぁと思いながらゆるゆると読み進めていると不意を突いたかのように突然襲い来る笑いの衝動、我慢したつもりが公然の場でニヤニヤが隠せずに大層困り果てた。オイ!乙女よ!緋鯉のでっかいぬいぐるみ背負っておともだちパンチしながらキャピキャピ歩いてんじゃねーよ!(大笑い)
この乙女が激しくキュートである。そしてこの乙女に恋心を抱く先輩のキャラクターがまた秀逸である。乙女は思考がぶっ飛んでいるにもかかわらずとてつもなく魅力的。かわいらしすぎる。しかも不思議と共感してしまう部分があり、あぁこういう風に生きてみたいと思わせる“天然不思議ちゃん”っぷりは筆舌に尽くしがたい。まったくもって素敵だ。そして彼女に恋する先輩は彼女のその自由奔放さに結果的に振り回され、そこにリアルなファンタジーが相見え、何とも素敵なのだった。そしてその他濃すぎる登場人物の何とまぁ素敵なこと!
京都の町をぐるりと回るぶっ飛んだロマンスそしてファンタジー。乙女と先輩、幸せになれよ!と言わずにはいられない、胸キュンキュン。あー楽しかった。
全く関係ないが、森見登美彦と万城目学、ヱイトごっちゃになりがち。ちなみに万城目学は未体験。いつか読んでやるぜ。
2009-02-11
ダーク・ホース 聴きました。
BLINDMANの高谷“兄ぃ”学さんが自身のブログで超お気に入り!ヘビロテ!と紹介していたニッケルバックの「ダーク・ホース」…兄ぃが紹介してくれる前から実はチェックしていたアルバムでしたが、兄ぃのおかげで買う決心がつきました。早速ウキウキ買って拝聴。…イイ(・∀・)!!
買ったのは昨年クリスマス前ですが、その後何度も繰り返し聴いてその度にこれは確かにヘビロテ系だなと思いました。骨太でオルタナティブなハードロックが心地よく、ポリシーを感じさせるアルバムだと思います。
このバンドは今まで全く知らなかったのですが、北米では絶大な人気を誇り、ビルボードチャートに常連でランクインしている希有なロックバンドだとか。調べると「スパイダーマン」の主題歌「Hero」を歌っていたのがボーカルのチャド・クルーガーだとか、ベースのマイク・クルーガーと兄弟だとかわかってきて、ほほう…という感じです。日本国内では認知度は高いとは言えませんが、これは売れてもいいだろう!と個人的には思います。何しろ安心して聴ける。ハズレなし。おっさん臭いほどのどっしりとした安定感を感じます。時代や流行に流されない己の信念を貫くための努力をしているからだろうなと想像します。
全11曲、44分ほどのこのアルバム、サクッと聴けておぉぉ!とのめり込みスッキリ気持ちよく終わる、それなのに妙に余韻を残すアルバムです。まるで辛口のウォッカのような。
贅沢を言えば、今後壮大に展開すればいいなぁと思ったりします。スッキリはとてもいいのですが、スッキリしすぎてもっと飲みたくなる酔っぱらい状態です。酒!酒!酒持ってこーい!となってしまう酔っぱらいのような、酒が足りない状態と言えばわかるでしょうか。極寒の中で飲む酒は全然酔わないと言います。ヱイトも一度経験があります。ものすっごい寒いとある冬の日、Jリーグを観戦しに行ったのですがガタガタガタガタ震えてしまって普通にしゃべることさえ叶わず、余りの寒さに観念して普段は飲まない日本酒(と言ってもワンカップですがw)の熱燗を手にし、ゴクゴクプハーッ…とキョーダイと共に極楽を味わいました。ワンカップがこんなに美味しいなんて!とw確か2本飲んだはずですが、全く酔わなくてかなり戸惑った記憶。
そう、ヱイトはうっかり酔っぱらっちゃうような音楽が聴きたいのだと思います。スッキリしている酒は飲み口最高ですがなかなか酔うことができませぬ。繰り返し飲むことはできても酒は酔わなきゃ楽しくありませぬ。スッキリの中に酔っぱらいエキスを!そう思ってしまいました。
そんな余計なことを思いつつ聴いていたらあっという間に終わってしまいました。このそっけなさがヘビロテの要因なのかもしれませんw
ニッケルバック
買ったのは昨年クリスマス前ですが、その後何度も繰り返し聴いてその度にこれは確かにヘビロテ系だなと思いました。骨太でオルタナティブなハードロックが心地よく、ポリシーを感じさせるアルバムだと思います。
このバンドは今まで全く知らなかったのですが、北米では絶大な人気を誇り、ビルボードチャートに常連でランクインしている希有なロックバンドだとか。調べると「スパイダーマン」の主題歌「Hero」を歌っていたのがボーカルのチャド・クルーガーだとか、ベースのマイク・クルーガーと兄弟だとかわかってきて、ほほう…という感じです。日本国内では認知度は高いとは言えませんが、これは売れてもいいだろう!と個人的には思います。何しろ安心して聴ける。ハズレなし。おっさん臭いほどのどっしりとした安定感を感じます。時代や流行に流されない己の信念を貫くための努力をしているからだろうなと想像します。
全11曲、44分ほどのこのアルバム、サクッと聴けておぉぉ!とのめり込みスッキリ気持ちよく終わる、それなのに妙に余韻を残すアルバムです。まるで辛口のウォッカのような。
贅沢を言えば、今後壮大に展開すればいいなぁと思ったりします。スッキリはとてもいいのですが、スッキリしすぎてもっと飲みたくなる酔っぱらい状態です。酒!酒!酒持ってこーい!となってしまう酔っぱらいのような、酒が足りない状態と言えばわかるでしょうか。極寒の中で飲む酒は全然酔わないと言います。ヱイトも一度経験があります。ものすっごい寒いとある冬の日、Jリーグを観戦しに行ったのですがガタガタガタガタ震えてしまって普通にしゃべることさえ叶わず、余りの寒さに観念して普段は飲まない日本酒(と言ってもワンカップですがw)の熱燗を手にし、ゴクゴクプハーッ…とキョーダイと共に極楽を味わいました。ワンカップがこんなに美味しいなんて!とw確か2本飲んだはずですが、全く酔わなくてかなり戸惑った記憶。
そう、ヱイトはうっかり酔っぱらっちゃうような音楽が聴きたいのだと思います。スッキリしている酒は飲み口最高ですがなかなか酔うことができませぬ。繰り返し飲むことはできても酒は酔わなきゃ楽しくありませぬ。スッキリの中に酔っぱらいエキスを!そう思ってしまいました。
そんな余計なことを思いつつ聴いていたらあっという間に終わってしまいました。このそっけなさがヘビロテの要因なのかもしれませんw



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